United States of America





AZUMANGA DAIOH
AZUMANGA DAIOH THE OMNIBUS ( ADV MANGA )
AZUMANGA DAIOH THE OMNIBUS ( Yen Press )




AZUMANGA DAIOH THE OMNIBUS ( Yen Press )
 台詞:
 擬音: (併記)
全1巻
Yen Press
発売日
 [2009/12/15] AZUMANGA DAIOH THE OMNIBUS

Yen Press版のあずまんが大王オムニバスです。コミック4冊分が1つになっています。よつばとがYenPressから発売される事となった折、「あずまんが大王も出そうか」という感じでなんとなく発売されたっぽいこの書籍、2009年12月発売という事で新装版が入っていてもおかしくない発売時期ではありましたがそのような事はなく、ADV版同様あくまで旧版のみの掲載となっています。

しかしADV版と比べると細かいところで結構な違いが見られます。まずは「カラー」。いろんなところがカラーです。各巻の継ぎ目にある表紙はカラー、4巻のカラーマンガもカラー。やはりカラーは美しい。

そして巻末にはなんとインデックスが。誰得との誉れ高い例の目次を搭載してしまうとはYenPressもなかなか見所があります。そして非常に評判の悪かった英翻訳を一新。米英人にとっても満足のいける翻訳となっている事でしょう。

しかし不満点はあります。まずこの独自のロゴ。どうですこれ。私としてはなかなかいただけないシロモノです。なぜここまで一新してしまったのだろうか。

そしてもうひとつの不満点。それは…、「大阪のしゃべり方がなんかヤダ」。

なーんかもうイヤなんですよ。詳しくは下で説明しますがネイティブの方はこのしゃべりの大阪ではたしてOKなんでしょうか。

というわけでこのオムニバスはADV版に比べて良い点と、良くない点があります。翻訳の精度のよさを考えると、買うならこのYenPress版のほうがややオススメと言えます。







左がADV版で右がYenPress版。ADV版はちよちゃんのセリフが間違っている。

my cousin」じゃ自分の親戚になってしまう。ADVは発言者が誰なのかをよく把握せず翻訳し、こういう間違いを起こしてしまう事が多い。


左がADVで右がYenPress

あー、フランス語はわからんなー」である。 フランス語がわからないのは大阪である。だから忠吉さんとは会話できない。なのにADVったら…!


左がADVで右がYenPress。「にせものー!

ここらへんは好みの問題となるでしょうがYenPressのほうがいい感じがする。アニメ版のこのシーンでもこのセリフだし。







今度は両方ともYenPress版。

YenPressは「ought to 〜( = should)」が妙に多い。訳者のクセなのでしょうね。


両方ともYenPress版。YenPressの大阪は終始こんな感じの口調になっている。

必ず「 I 」が「 Ah 」に、「 my 」が「 mah 」になっている。はっきり言って気持ち悪い…。






AZUMANGA DAIOH
AZUMANGA DAIOH THE OMNIBUS ( ADV MANGA )
AZUMANGA DAIOH THE OMNIBUS ( Yen Press )




inserted by FC2 system