Should


実は多彩な用法を持つこのshouldなんですが実際は「~すべき」という意味で出てくる場合がほとんどです。95%くらいの割合は占めていると思います。だから2つの用法だけ覚えておけば問題ないはず。

またshouldにはought toという置き換えがあります。




had better
現在
過去
推量

should
ought to

should have been
( ought to have been )
義務

should
ought to

should have been
( ought to have been )



① 【 推量 】 ~のはず。

There should be a meatball sandwich in there !
(その中にはミートボールサンドがあるはずよ!)

phony = 偽者の ・ osakan = 大阪人


推量のshould、かなり事例が少ないです。あずまんがではここを入れて2例しかないはず。

~のはず」という確信度がかなりある場合に使います。それにしてもこの場面は「たこ焼き」だったはずなのだが…、ミートボールサンドってなんだ?



Maybe I ought to go look for them.
(あいつらを探しに行かなきゃいけないかなー、やっぱ)


shouldと置き換えが可能なのがought to

普通「置き換えが可能」とはいってもやっぱりちょっとばかりはニュアンスが異なっちゃうのが普通なのだが、このshouldought toに関しては全く遜色なしに置き換えが可能らしいです。

でもまあ、だからこそというかやっぱ出番は多くない。


② 【 過去の推量 】 ~だったはず。

You should have predicted this !
(これくらい予知してたはずでしょ!)


That can't be ... I should have read his mind perfectly ...
(ばかな…、私は彼の思考を完璧に読んでいたはず…)


上記「~のはず」を過去にしたもの。

shouldの文を過去の文にする場合はshouldを過去形にすればいいのですがshouldという助動詞はすでに過去形なのでこれをさらに過去形には出来ません。

ですので例によってhaveを入れ込み、半歩下げる事で過去形とみなします。

ちなみにshallの過去形がshouldなのですがこの知識が活かされる事は一生無いでしょう。60へぇくらいは貰えるかもしれません。


③ 【 義務 】 ~するべき。

You should start 3 inches behind me.
(私より3インチ後ろからスタートしてよね)


shouldのメインの用法です。shouldのほとんどがこの意味で使われています。



Should I tell her how fun it was , or should I …?
(楽しかったと言うべきなのだろうか、それとも…?)


疑問文にすると「~をすべきなのだろうか?」となる。あんまり見かけないかな。



What should I do ?
(どうすればいい?)


「私は何をすべきなのだろうか?」こっちはかなりの場面で使われてます。


④ 【 過去の義務 】 ~するべきだった。

We should have brought Maya.
(マヤーも連れてくればよかったな)


「~するべきだった」という後悔の念が詰まった過去の義務。

この用法には重要な真実が隠されている。その事象は行われていないという事だ。上の文では「マヤーを連れて行くこと」が行われていない。

つまり何かと言うとこれは「仮定法」だという事だ。


You should have predicted this !
(これくらい予知しておくべきだったのよ!)


さて、先ほど【過去の推量】「これくらい予知してたはずでしょ!」として紹介したこのコマだが実はこちらの【過去の義務】として読み取る事も可能である。ていうか多分こっちが正しい。

どちらで読んでも物語が問題なく成り立つのがおもしろいところ。




⑤ 【 義務 】 ~するべき。( should ・ ought to 以外の )

We had better get you a new one.
(代わりの人を用意しないと)


shouldと置き換え可能なのがこのhad better

ただしshouldとはちょっとニュアンスが異なり強めの義務を伴う。

「もしそうしなかったら相当良くないことが起きる、だからするべき」という感じで、やらなかったらなんらかのペナルティを覚悟しろという意味を含む。









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